委員長報告
議長(柳居俊学君)文教警察委員長 坂本心次君。 〔文教警察委員長 坂本心次君登壇〕(拍手) 文教警察委員長(坂本心次君)文教警察委員会を代表いたしまして、本委員会における議案の審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 審査に当たりましては、関係議案及び所管事項全般にわたり、執行部に説明を求め、質疑、検討の結果、議案第一号、第十号及び第六十七号のうち本委員会所管分並びに議案第十三号、第十四号、第二十号、第二十一号及び第六十二号から第六十四号までの議案十件について、全員異議なく、いずれも可決すべきものと決定をいたしました。 次に、審査の過程における発言のうち、その主なものについて申し上げます。 まず、教育関係では、 県立高校再編整備計画後期実施計画素案について、 計画策定後、新たな高校の開校に向けて、どのようなスケジュールで、どういったことを決めていくのかとの質問に対し、 新たな高校の開校に向けては、再編統合の対象となる学校と協議をしながら、新高校のコンセプト、特色、設置学科や部活動などの具体的な教育内容等について検討し、決定していく。 また、校名、校歌や校章についても、各学校の関係者を交えて検討し、決定していくこととしている。 新高校の具体的な教育内容については、開校前年の三月末までに公表することとしているが、入学してくる小中学生が、先を見通した進路選択ができるよう、少しでも早く示せるように検討していくとの答弁がありました。 また、これに関連して、 ○ 一定の学校規模を確保する必要性について ○ 閉校となった学校の跡地利用について などの発言や要望がありました。 次に、教員確保と働き方改革について、 来年度以降の教員採用試験において、志願者を増やすため、何が重要で、どのような取組が必要と考えているのかとの質問に対し、 志願者を増やすためには、教職の魅力発信に努めるとともに、教員の勤務環境の改善を図ることが重要である。 教職の魅力発信については、SNS等を活用したデジタルマーケティングの充実などにより、教職に関心がある人に、教職の魅力や山口県教育の特色など、情報を確実に届けることが必要である。 また、教員の勤務環境の改善については、働き方改革を一層推進し、持続可能な学校の指導・運営体制の構築と教職員のワーク・ライフ・バランスの実現を図ることが必要と考えているとの答弁がありました。 また、これに関連して、 ○ ハローワークを活用した求人の成果について ○ 教員の時間外在校等時間の状況について ○ 教員の業務支援体制の確保について などの発言や要望がありました。 このほか、 ○ 県立大学附属周防大島高等学校の寄宿舎整備について ○ 問題行動・不登校等の調査結果を踏まえた今後の取組について ○ 特別支援学校における教育環境の整備について ○ 下関中等教育学校の魅力化について ○ 県立高校再編整備計画前期実施計画に係る施設整備の進捗について ○ 教職員の綱紀保持の徹底について ○ 広域通信制高校における教育の質の向上に向けた課題について ○ 学校でのカスタマーハラスメント対策について ○ 高校における生成AIの利活用について ○ 学校におけるタブレット等の利用状況や更新に伴う処分について ○ いじめ防止対策の取組状況について ○ 地域連携教育の推進について ○ 公立高校入学者選抜WEB出願システムの導入状況について ○ 高校生の自動車学校への早期入校について などの発言や要望がありました。 次に、警察関係では、 匿名・流動型犯罪グループ対策について、 その危険性の周知にどのように取り組むのかとの質問に対し、 犯罪実行者を生まないための対策として、SNSによる情報発信、各種の学校における情報モラル教養や若者が多く利用する施設等での注意喚起を行い、いわゆる闇バイトに係る危険性の周知を図るとともに、被害に遭わないための対策として、事例を踏まえた防犯講習や防犯設備の充実など、被害防止に関する広報等を行い、県民の防犯意識の向上を図っている。 引き続き、関係機関・団体とも連携を図りながら、被害防止や犯罪実行者を生まないための対策を推進してまいるとの答弁がありました。 また、これに関連して、 ○ 匿名・流動型犯罪グループが関与すると見られる犯罪の検挙状況について ○ 匿名・流動型犯罪グループの実態解明について などの発言や要望がありました。 このほか、 ○ 信号機のない横断歩道における自動車の停止率向上に向けた取組について ○ 出没が相次ぐ熊への対策について ○ 飲酒運転の防止に向けた取組について ○ 年末年始の特別警戒活動の取組について ○ マイナ免許証に関する手続等について ○ 狩猟免許者の銃器保管場所の検討について ○ 薬物犯罪の未然防止対策について ○ 周南警察署の建て替えについて ○ 通信指令業務従事者の技能向上等に向けた取組について ○ 一一○番映像通報システムの活用の成果について などの発言や要望がありました。 終わりに、請願について御報告を申し上げます。 本委員会に付託されました請願第三号及び第六号については、全員異議なく、採択すべきものと決定をいたしました。 次に、請願第四号については、国が特別支援学校の教室不足解消に向けた支援を継続する方針であることに加え、本県における教室不足は解消済みであり、今後、新たに不足が生じた場合も、県教委は速やかに施設整備を行う方針であるとの意見があり、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決定をいたしました。 次に、請願第五号については、北朝鮮による国際社会への挑発行為が繰り返されている状況や、外国人学校を高校無償化の対象外とする国の方針及び他県の動向を鑑みると、現時点において、朝鮮学校への補助金を再開する状況にはないとの意見があり、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決定をいたしました。 次に、請願第七号については、少人数学級の実現及び複式学級の解消については、財源措置が必要であり、県独自での実施は難しいとの意見、教員の採用人数の大幅な増加については、県教委は教員確保のため、様々な取組を進めており、その状況を見守るべきとの意見、学校給食の無償提供については、国による給食無償化の具体化に向けた検討の動向を注視すべきとの意見があり、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決定をいたしました。 以上をもちまして、本委員会の報告といたします。(拍手)