委員長報告
議長(柳居俊学君)農林水産委員長 山手康弘君。 〔農林水産委員長 山手康弘君登壇〕(拍手) 農林水産委員長(山手康弘君)農林水産委員会を代表いたしまして、本委員会においてなされた所管事項に係る発言のうち、その主なものについて御報告を申し上げます。 まず、中東情勢による県内農林水産業への影響について、 県内の状況と県の対応について伺うとの質問に対し、 関係団体から、一部の石油製品の調達に対する不安や、燃油、肥料等、資材価格への影響に対する懸念を聞いている。 県としては、農林水産政策課と各農林水産事務所等に、中東情勢等による燃油・資材価格高騰等に係る相談窓口を設置し、総合的な相談に対応しているところである。 引き続き、変動する国際情勢や国の対応を注視し、関係機関等と連携しながら、県内農林水産業者の状況やニーズの把握を行い、適時適切に対応していくこととしているとの答弁がありました。 次に、県産米ぶち得!!プラスワン購入支援キャンペーンについて、 販売状況に対する認識及び今後の取組について伺うとの質問に対し、 キャンペーン開始後、約二か月で二十二万袋が販売され、販売店舗も四百十七店から約五百店まで拡大した。 米の卸売業者からは、これまで県産米の取扱いがなかった店にも新規に取引が始まり、消費者の反応も非常にいいといった声を聞いており、順調な滑り出しであると認識している。 県民への周知については、各種媒体やイベントを活用しPRに努めているところであり、今後も、キャンペーンのさらなる充実に向け、商業施設や道の駅等において、PRイベントを実施することとしているとの答弁がありました。 次に、大型クロマグロの漁獲について、 クロマグロのうち大型魚の漁獲枠は十分ではないという現場の声もあるが、今後の大型魚の漁獲枠の拡大見込みについて伺うとの質問に対し、 クロマグロは、国際的な枠組みの下で管理されており、資源は回復傾向にあることから、二○二五年以降の日本への配分量が増枠された。 大型魚については、さらなる資源回復が見受けられるため、来年四月に国際的な漁獲枠の見直しが行われることから、国は、今年七月の国際会議において、大型魚を二五%増枠、小型魚を六%縮小とする提案を行うこととしており、交渉の結果次第では、日本への漁獲枠はさらなる増枠が期待される。 また、現行の措置においても、小型魚の漁獲枠を一・四七倍に換算して収益性の高い大型魚の漁獲枠に振り替えることが可能な制度があり、本県の大型魚の漁獲枠百四十六トンのうち七十七・九トンは、本制度により、小型魚の漁獲枠から振り替えたものである。 今後も、大型魚への振替や県内での漁獲枠の運用の工夫、他県との調整等を行いながら、限られた漁獲枠の有効活用を図っていくとの答弁がありました。 このほか、農業関係では、 ○ 農林水産業の稼ぐ力について ○ 鳥獣被害対策について ○ 農林水産業従事者の暑さ対策について ○ 登録品種の海外流出対策について ○ 令和八年産米の生産・価格見通し等について ○ 山口DCと連携した県産農林水産物のPR等について ○ 地域計画と新規就農者支援について ○ 農林水産業新規就業ガイダンスの実施状況について ○ 農業大学校の情報発信等について ○ 農作物の高温対策について ○ 中山間地域の農地集積について ○ 六月二十四日からの大雨における農業用ため池の状況等について ○ ため池点検パトロールの実施状況等について ○ 管理者不明のため池について ○ 家畜伝染病の発生状況について ○ やまぐち和牛燦の生産拡大について 林業関係では、 ○ 建築物への県産木材の利用拡大について ○ 新たな森林総合情報クラウドシステムの本格運用について ○ やまぐち森林・林業未来維新カレッジについて ○ 県職員等林業職の人材確保・育成について ○ 山口市秋穂二島で発生した林野火災の復旧に向けた進捗状況について ○ 梅雨期及び台風期における山地災害の未然防止対策について ○ 市町と連携した所有者不明森林等の明確化について ○ 木質バイオマスの供給力強化について ○ 繁茂竹林等の整備について 水産業関係では、 ○ やまぐち型養殖ウニの品質評価に向けた試験販売について ○ 水産資源の回復に向けた広域連携について ○ 藻場保全とブルーカーボンの取組について ○ 漁業者等に配慮した水上バイクの利用に係るルールづくりについて ○ 漁業省エネサポート事業の内容について などの発言や要望がありました。 以上をもちまして、本委員会の報告といたします。(拍手)